top of page

​Medical Writing Works 代表 青島周一

​薬剤師 / メディカルライター / NPO法人アヘッドマップ共同代表 / 個人投資家 / 日商簿記検定2級

 見たことのない風景のはずなのに、それを間近で眺めているように感じさせる文章というものがあります。言葉を追うだけで、すっと景色が心に染み込んでくるこの現象を、僕は「言葉を得る感覚」と呼んでいます。言語化された景色を得るのではなく、「言葉を得る」のです。

 優れた文章には読み手の心を一瞬にして奪うだけの魅力があります。魅力あふれる文書と出会い、そこから得た言葉こそが、新しい文章表現を可能にさせてくれるのだと思います。

 他方で、言葉ではほとんど何も伝わらない、時にそう感じることもあります。それは決して言葉を信頼していないというようなネガティブなものでは無く、言葉というのはそれを使おうとするほど、難しい技術であるということに気づくからです。


 だからこそ、創造的な言葉、これまでにない表現の方法が常に書き手には求められています。あるいはそれを、「物書きとしての専門性」と呼んでも良いのかもしれません。文章は書き手の思いを伝えるメディアの一つです。伝わってほしい、その思いの強さを文章の創造性に変えてゆけるよう、あらゆる挑戦をしてまいります。

青島写真③.jpg
Profile: 詳細
bottom of page